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tanihito’s blog

IT・Web・英語・筋トレなど、興味のあることについてつらつらと書いてきます。

ブランディング22の法則

友人から勧められて「ブランディング22の法則」という本を読みました。1999年初版なので15年も前の本ですが、ブランド作りのための基本的な考え方が学べて面白かったので紹介します!仕事でマーケティングに携わっている人はもちろん、これから自分の価値を高めていこうというビジネスマンにもオススメです。



そもそも、なぜブランド力を高める必要があるのでしょうか?それは、ブランドを高めることが商品価値の向上に繋がるからです。例えば同じようなバッグでも、ルイヴィトンのロゴが付いているだけで値段が何倍にもなります。これは、ユーザがブランドに価値を感じ、ブランドのある商品には高い金額を払ってもよいと考えている証拠です。また、これからの時代は企業だけでなく個人としてもブランドが大切になってきます。個人にとっての商品とは何でしょうか?それは自分自身です。では、個人にとっての値段とは?収入ですね。つまり、自分自身の価値を高めて収入を上げるためにも、個人のブランドを高めることが役立ちます。

本書ではブランド力を高めるための法則が22個も紹介されていますが、一番重要なのは『収束の法則:焦点を絞りこみ、当該カテゴリーを支配する』だと思います。特定のカテゴリーに集中すれば顧客からはスペシャリストと見なされます。スペシャリストはジェネラリストよりも多くのことを知っているので、信用力が上がります。すると、顧客は信用力のあるブランドを選ぶため売り上げが増えます。また、信用力があればメディアから取り上げられることも増え、さらに信用力が上がります。つまり、自分が1番になれるカテゴリーを選び(そのようなカテゴリーが存在しなければ自分で作る必要があります)、そこに集中して1番になり、信用力を上げることがブランディングの鍵です。

ただし、ブランドにも寿命があります。特に現代は技術革新のスピードが早くなっており、あっという間にブランドの価値が低下してしまいます。mixiなどがいい例ですね。SNSカテゴリーに集中してブランドを築きましたが、Facebookに負けて一気に業績が悪化しました。

考えられる対策は、・寿命が長いカテゴリーを選ぶ・新たなカテゴリーを作り出すの2つです。「寿命が長いカテゴリーを選ぶ」とは、技術革新が遅いところでスペシャリストになるということです。企業でいうと、ITのような「新しい業界」ではなく、鉄鋼・繊維・農業のような「古い業界」で頑張るということですね。個人だと、プログラミングを身につけるよりも語学力・営業力・人脈を身につけたほうがいいことになります。「新たなカテゴリーを作り出す」とは、企業の場合は新規事業になります。先ほどのmixiはまさにこのパターンで、SNSが衰退した後はソーシャルゲームで一気に挽回しました。個人の場合は、様々な分野で次々と専門家になっていく、「連続スペシャリスト」としての生き方を選ぶことになります。

ここで紹介した収束の法則以外にも面白い法則が載っています。よかったら読んで見てください。