tanihito’s blog

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男性が服装に気をつけるべき理由と、その方法

朝起きて出かける前に、「今日は何を着て行こうかな」って考えるの面倒くさくないですか?少なくとも僕はそうです。もともと高校が男子校で、しかも制服だったので、服装とか全く気にしたことなかったんですよね。むしろ服装に気を使ってるやつ見て、チャラいなと思っていたような人間です。

そんな僕でも、大学に入ると服装を意識せざるをえなくなりました。大学からは制服がなくなって、しかも教室に女の子がいるんですよ。やはり思春期の一人の男として、多少はかっこ良く見られたいじゃないですか。で、急に服装を気にし始めたのですが、それまで20年間避けてきたことをいきなりやれと言われても、やっぱり難しいんですよね。大学入学初日とか、みんなジャケットとかを着てビシっと決めてる中で、僕だけサイズの合ってないくたびれたトレーナー着てました。もうちょっと何かあっただろと言いたい。というか誰か教えてほしかった。

その後ファッション誌を見たり友人にコーディネートしてもらった結果、なんとか普通の服装をできるようになりました。オシャレと言われることはありませんがダサいと思われることもなく、その場にうまく溶け込めるようになったという感じです。よく言えばTPOに合わせた着こなしができるようになったということですね。

ダサい服装と普通の服装の両方を経験した僕からすると、「ファッションとは、費用対効果の高い投資である」と言えます。もちろん服にお金をかけすぎるのも良くないですが、ある程度の金額をかけて見た目に気をつけることは有益であるという実感があります。

その理由を説明するために、まずは服装に気を使うことの利点・欠点を考えてみましょう。ここで利点が欠点を上回れば、服装を気にしたほうがいいと言えます。次に、どのようにすれば服装を改善することができるかを提案します。

服装に気をつかうことには、大きく3つの利点があります。

1つ目は、自信がついて行動的になれることです。自信をつけるための高額なセミナーが開催されており、自己啓発本も出版されていることから分かるように、多くの人は自信をつけたいと願っています。それならば、もし服装を変えるだけで自信がつくのであれば、試してみる価値があるのではないでしょうか。

実は、人は自分の見た目がきちんとしていると思った時により自信を持って行動できることが知られています。例えば、あるメイクセラピーに関する研究では、認知症の女性にメイクをすると判断能力が向上することがわかりました。認知症の老人についても見た目が自信・行動に影響するのであれば、普通の人にはより大きな効果があるはずです。つまり、見た目を変えることが内面を変えることに繋がっているのです。

2つ目の利点は信頼されやすくなるということです。人は相手の服装から大きな影響を受けます。昔見た「所さんの目がテン!」という番組では、面接官は賢いブサイクよりバカなイケメンを選ぶ事が実験で立証されました。プロの面接官は、見た目と能力に相関関係がないことを知っているはずです。それでも無意識のうちに見た目のいい人を選んでしまった。これはハロー効果と呼ばれる現象で、「ある対象を評価をする時に顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる」ことが知られています。

イケメンだと恋愛だけでなく仕事も上手くいくというのは残酷な現実ですが、僕たちフツメンにも対抗する手段が残っています。それが服装です。1つのポイントに引きずられて印象が変わるのであれば、服装を良くすることで相手から信頼され、良い印象を与えることができるはずです。

3つ目は、女性にモテるということです。正確に言うと、女性から一発NGにされる可能性が減ります。女性が男性を選ぶ基準は見た目・収入・性格など多岐にわたるため、服装がよければモテるとは一概には言えません。しかし、服装がダサい場合は、会った瞬間に一発でアウトになってしまう可能性があります。この可能性をなくすためには、オシャレとは言えなくとも清潔感のある服装をしておいたほうがいいでしょう。もしあなたがスティーブ・ジョブズのように大金持ちならば、いつも同じタートルネックを着ても大丈夫ですが、残念ながら僕たちはジョブスではありません。

ここまで、服装に気をつけることのメリットを見てきました。では逆に、デメリットは何でしょうか?まず1つはお金がかかるということです。服は見た目を気にしなければ、いくらでも安くすることができます。全身UNIQLOにして、靴は古着屋で一番安いのを買って、みたいな感じですね。一方、ある程度いい服を買おうとすると、それなりの金額がかかってきます。ブランド物などは布切れ1枚が数万円しますし、そこまでいかなくてもセレクトショップだとTシャツ一枚5,000円はします。UNIQLO のTシャツが1000円なのを考えるとやっぱり高いですね。

もうひとつのデメリットは、時間がかかるということです。服装を気にし始めると、買い物するにしても時間がかかります。それまでの服を買う基準は、安くて着心地がいいというだけでした。服を買うときも、肌触りが良くてちょっと大きめの服をまとめて買うだけでよかったのです。しかし、自分に似合う服装をしようとすると、色々な店を回ってお気に入りのアイテムを見つけ出し、そこから試着をしてサイズ感を確認するという、なんとも面倒なプロセスを踏む必要があります。僕は特に試着が苦手で、試着室で何度も着替えているとイライラしてきます(笑)服を選ぶプロセス自体を楽しめるオシャレボーイになれば問題ないんですが、そこまでの道のりは遠そうです。

さて、このメリット・デメリットを見て、みなさんはどちらのほうが大きいと感じられるでしょうか?もちろん人によって判断基準は異なりますが、ここで気にして欲しいのは持続時間です。メリットとしてあげた、自信がつく・信頼される・モテることは長期的なのに対して、デメリット(お金・時間)は一時的なものです。つまり、今持っている服を買い換えている間だけ我慢すれば、それから後はほとんどデメリットを感じることなく、メリットを享受できるのです!

また、例え服を買い換えるのに10万円かかり、週末が全て潰れてしまったとしても、メリットのうち1つでも達成することができれば充分ではないでしょうか。僕は「モテる」ことが10万円で売っていたら、即座に買う自信がありますね。

では次に、具体的にどうやれば服装を改善できるのかということを考えてみましょう。僕も色々な本を買ったり、ネットで調べたりしてみたのですが、一番分かりやすかったのが「できれば服にお金と時間を使いたくないひとのための一生使える服選びの法則」という本です。



この本の良い点は、普通の服装をするためには何を買えばいいか、具体的に書いている点です。普通のファッション誌では様々なコーディネートが紹介されているため、そのなかから自分に似合うものを選ぶ必要があります、また、上級者向けの服が掲載されていることもあり、服装を選ぶのをより難しくしています。

昔メンズスカートとか載ってる雑誌もありましたね。あんなの原宿にいる10代の若者しか着ないだろと言いたい。

しかしこの本では、本当に基本的な服装を選んで、初歩の初歩から説明してくれています。例えばシャツを紹介するにしても、シャツの柄・襟の形・裾の長さ・身幅・店を具体的に記述しているため、全くファッションを知らない人でもすぐに買いに行くことができます。僕もこの本を見て何点かシャツを買い足しましたが、使い回ししやすく満足しています。

唯一の欠点は、本に載っているコーディネート例がダサいということ。それぞれのアイテムはいいのに、組み合わせるとこうもダサくなるのか!という悪い例がたくさん載っています。もしこの本読む機会があれば、写真は無視して文章にだけ注目するようにしてください。

僕は服に手間をかけたいとは思っていません。むしろ服を買う手間とお金がもったいないすら思っています。しかし、ある程度服に興味を持てば、それ以上のリターンを得ることができます。ここは投資だと割りきって、ファッションを勉強してみるのもいいのではないでしょうか。