tanihito’s blog

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オスの存在理由は争うこと

面白い記事を見つけたので紹介。自分だけでは子孫を残すことのできないオスがなぜ存在するのか。
(オスが存在することに対して)考えうる説明のひとつが、「メスの好意を得ようとオス同士が争うことで、オスが種の遺伝子プールを改善する」というものだ。それによって、自分たちの新しい世代を、環境の変化やネガティヴな遺伝的変異の影響に対して打ち克てるようにするわけだ。http://wired.jp/2015/06/15/sexual-reproduction/

なんと、オスが存在する理由は、メスをめぐって争うことにあるようです!今の環境に最も適したオスが生き残り、子孫を残すことで、厳しい環境の中でも生き残っていくことができるんですね。確かにどんな動物を見ても、オスはメスをめぐって激しく争います。クジャクはメスにアピールするために美しい羽を伸ばし、キリンは骨が折れるまで首をぶつけ合う。そうやって争うことで遺伝子が淘汰され、優秀な遺伝子だけが残っていく。

オス同士の争いがあるのは人間も同じです。ブライダル総研 恋愛観調査によると、現在恋人がいる人の割合は男性19.9%・女性35.2%です。単純計算すれば、1人の男性が1.8人の女性と付き合っていることになります。ごく一部のモテる男性が女性を占領してハーレムを作っているんですね。女性は若いというだけである程度モテますが、男性はお金・筋力・コミュニケーション力など様々な能力が必要なことが影響していると思います。

特に、現代はアダルトコンテンツが充実しており、男性は欲望を安価で確実に満たすことができます。すると、わざわざ自分の能力を高めて女性にアプローチするよりも、家でAVを見ていたほうが楽になります。結果、モテる男性は経験を積んで更にモテるようになり、モテない男性との差がどんどん広がっていく。

このように性淘汰が働くことは、人間という種全体としてはいい傾向ですが、男性個人としては厳しい現実ですね 苦笑